木蝋・和ろうそくの歴史⑤

和ろうそく

木蝋・和ろうそくの歴史⑤
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 日本で、石油系蝋燭(パラフィンろうそく)が、作り始められたのは、明治10年頃(1877)

 和蝋燭の需要と生産は、パラフィン蝋燭に押されることなく、順調に伸びて行きますが、明治40年(1907)には、ピークを迎えます。

<日も暮れて 櫨の実とりの帰るころ 郭の裏ゆけば かなしき>

 北原白秋の「桐の花」、この歌集の刊行は大正2年(1913)であることから、この時代の社会景色が感じられます。(1906~1913までの作品)

大正時代(1912~1926)を経て、昭和(1926~)に入り、石油系パラフィン蝋燭、石油ランプ、電灯の普及により、和蝋燭の需要に影響がではじめますが、戦中、戦後の難局をのりきります。

日本の戦後復興期を経て、昭和30年(1955)代になると櫨蝋の世界は、需要にかげりが見えはじめます。
その後の日本が高度成長期に入ると、夕日の産業への転換を余儀なくされます。




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